ラーメンバー 「Imagine」 コラム版 -3ページ目

「カクテルバー・らせん」


一月のその週は、シベリアからのマイナス50度の寒気団がジェット気流の蛇行に導かれ、日本列島の上空に到達していた。

金曜日の朝のテレビでは、女性アナウンサーが平地でも積雪の可能性があることを告げていた。

その女性アナウンサーは、つい最近、自虐ネタで人気のピン芸人との交際をスクープされていた。

日常と非日常をうまくこなすような素振りで、天気に関するニュース原稿を淡々としたトーンで読みつづけていた。 



その金曜日、午後はずっと会議だった。

結論の出ない、ただ顔を会わせて会議をしたという自己満足のためだけの会議だ。

そういうやつだから、時間の際限がない。

おまけにやっと終わったと思ったら、同じメンバーで懇親を図ろうという飲み会が続く。
酒の席では仕事の話だけでもうんざりなのに、上司や同僚の悪口が混ざると酒のまずさは頂点に達する。


一次会が終わる前に一人で抜け出し、その店のある狭い通りからタクシーの拾える大きな通りへ向かい歩いた。

このあたりは、再開発事業にかからなかったので昔からの飲食店が数多く残っていたが、いつしか飲み屋街の中心がその事業の区画内に移動し、最近では閉める店も多くなっている。

事実、私もこのあたりを歩くのは数年ぶりだ。


ふと、開店から間もないような外装の店が目に付いた。
「カクテルバー・らせん」という看板を掲げている。

なにか惹かれるものを感じ、そのドアを開けた。

甘すぎる日本酒の熱燗ばかり飲んだので、ロングドリンクの美味しいのを飲みたいという気分もあった。

中に入ると、店内は10席ほどのカウンターだけのこじんまりしたつくりだった。

カウンターの中には若い女性が一人きり。他に客はいない。スピーカーからは、よくありがちなジャズではなく、ザ・バンドのラスト・ワルツが流れていた。

席に座るとその女性のバーテンダーが「お久しぶりです」と言葉をかけてきた。

一瞬、顔見知りかと思いもしたが、いちげんの客にもそう挨拶する店があると聞いたことがあるので、多分その類なのだろう。

そのバーテンダーは「何になさいますか」と言いながら、メニュー表を渡した。

座った席の正面に、今では珍しくなったオールド・トム・ジンが置かれていたので、メニューを見ずにトム・コリンズをオーダーした。

ふと、数年前にビルの最上階のカクテルバーでトム・コリンズをオーダーした時に、「ベースは何でしたっけ」と聞かれた後、目の前でカクテルブックをめくられたことを思い出し嫌な予感がした。

が、女性バーテンダーは「かしこまりました」と確信のこもった声で応え作り出した。

目の前に置かれた、トム・コリンズを一口飲み、ふと視線を上げると正面にバーテンダーが立っていて、見つめあう形になった。


そして、私はフリーズした。


目の前にいるバーテンダーは、高校生の時に一緒のクラスにいた女の子だった。

化粧をしていても、日本人とは思えないようなスラブ系がかった顔は隠せない。

その女の子は転校生で、親類の叔母の家に同居しているという話だった。

しかし、三年生の夏休みにその叔母は他殺体で発見され、それ以後女の子は行方不明になったのだった。

いや、とその考えを否定する。

あの事件はもう四半世紀も前の話だ。
目の前の女性はどう見ても二十歳そこそこにしか見えない。
私の半分の年齢だ。他人の空似以外に考えようがない。

「どうかいたしましたか」と聞いてくるので、

「いえいえ、あまりにカクテルが美味しかったのでびっくりして」と答え、平静を取り戻す。

いや実際、カクテルは飛び切りの味だった。

それから、ジン・リッキー、ホワイト・レディー、バラライカ、XYZと飲み続けた。


そうするうちに緊張が解けて、高校の同級生に瓜ふたつだということ、あの事件のこと、その女の子が学校で際立った存在で人気が高く、私も密かに思いを寄せていたことなどを話すと、バーテンダーは心地よい相槌を打ちつつ、微笑みながら聞いてくれていた。



「もしかしたら君はその同級生で、魔女やドラキュラの類で年をとらないというオチだったりして」

酔いに任せ軽口を叩くと、その女性バーテンダーは急に神妙な顔つきになり言った。

「そうかもしれませんよ。老化はDNAの末端のテロメアが細胞分裂のたびに短くなり、ついには新たな分裂が止まり細胞が死滅するからと言われています。もし、テロメアが短くならない突然変異を手に入れれば、不老不死とまでは行かなくても、通常の人類の数倍の寿命を手に入れられる可能性があります」

「でも、それでは活性酸素により傷ついた人体に有害なDNAまで残してしまうことになる。多くの癌細胞は、テロメアを効率よく複製するテロメアーゼという酵素の働きで、人体に有害な増殖を続けると言われているし・・・」

「よくご存知ですね。しかし、メッセンジャーRNAの真の働きなど何一つとして完全には、人類はゲノムを解析してはいないんです。本当のセントラル・ドグマは永遠に見つけられないと思います。そういった意味では、老化と無縁な、あるいは老化が著しく遅い人類の中のグループがいても不思議ではありません」

自分の中で一度否定した「同級生?」という考えを反芻していると、
「すみません、冗談が過ぎましたね」と、女性バーテンダーは笑顔を見せた。

「本気にされました?」

「いやいや、一瞬は」

それからは、好きな音楽の話とかカクテルの話とかで終始し、心地よい時間が過ぎていった。


勘定を払おうとした段階になって、一次会の会場にコートを忘れていることに気付いた。
コートのポケットに財布を入れていたのだった。
今の時間ならまだ一次会の店は開いているので、すぐ取りに行って戻って来ると言うと、バーテンダーは、

「次にお見えになった時でいいですよ」と言ってくれた。



「○○さん、今日は楽しかったです。また、いらしてください」

その言葉に送られて、「カクテルバー・らせん」を後にした。




翌日は飲みすぎのために、目が覚めたのは10時を回った頃だった。仕事は休みだ。

目は覚めても体の方は活動する段階になく、また眠るということを繰り返した。

その間に不思議な夢を見た。

昨日行った「カクテルバー・らせん」の夢だ。

私がその店に入った瞬間に、「お久しぶりです」と女性バーテンダーが声をかけるシーンから始まる。

そして、その女性バーテンダーの親類と称する同居人が、なにがしかの秘密を守るために、いかにも怪しげな男たちに殺害されるシーン。

さらには、バーテンダーが、私は名前を名乗っていないのに、名前を呼びながら次の来店を促す言葉をかけるシーン。

フラツシュバックしながら、何度も三つのシーンが繰り返される。

昼過ぎに起き出し、ぼーっとしながら夜を待ち、「カクテルバー・らせん」のあった場所に行ってみた。

財布を忘れ、飲み代も払っていなかったし・・・。

しかし、その場所には昨日の夜にあった看板はなかった。
ドアも開かない。
外装は昨日のままだ。

酔って、このあたりの路肩に寝て夢でも見たのだろうか。
素面の状態でよく観察すると、この小路には閉店したいくつもの飲食店の残骸があるだけで、現在営業している店はない。

近所の店に「カクテルバー・らせん」という店が営業していたのかどうか、確認することも出来ない。



強く吹き出した冬の風を受けながら、昨日コートを忘れた店に向かって歩き出すこと以外、私のなす術はなかった。





「カクテルバー・らせん」





カクテルバー・らせん

佐賀市大宇曽1丁目10番地あたり
メニュー表には、年中無休・20:00~26:00と記載されていました。




佐賀いく店やれる店

前回のエントリーで書いたように、一休軒本店が閉店か否かで不確かな情報が錯綜中な今日この頃。

てな展開の中、いく店(逝く店・閉店する店)とやれる店(近々に開店予定・食えそうな店)の情報を。


いく店
再来軒が3月までで閉店の模様。国道の道幅拡張による立ち退きのため。
が、ここのところ二度も暖簾がかかっていなかった。
まだ、2月なのに・・・。
あと何度かは食いたいと祈るばかりだが。

来々軒がここのところ開いてない。もう1月ほどなるだろうか。
うーん、病気療養中とかだろうか?店主はそこそこな年齢だったようだし。
もう一度、オイスターソースの皿うどん食いたいなー。

佐賀市南部バイパス沿いの某長浜系のお店にも、閉店の噂が。
私の否佐賀ラーメンの初体験な店だっただけに、無性に時々食いたくなる店なんですよね。ガセであることを祈ります。つーか、息子よ継いでくれ!!


やれる店
大圭ラーメンなる屋号の店が3月に佐賀市南部バイパス沿いに開店する模様。
詳細な場所は、「スタミナ亭」の同一敷地。
みずさんから、佐賀新聞の折り込み広告の求人に店員募集が載ってたという情報を教えてもらい、その後折り込みを注意していたら、先日確かにまた載っていました。
経営者は、某佐賀ラーメン店ランキングでトップに輝いた店の経営者でもあるらしい。

武雄に新店が開店の模様。会話は交わしたことがないが、某店で店長としてお見かけした事のある方がオーナーである。
どんなラーメンを提供するのか、個人的になかなか興味が湧く。




で、唐突に別ネタ。

超ラーメンナビという携帯の有料サイトがあります。
佐賀のラーメン店も、1週間に1店ほどの割合で、データベースに加えられています。先週は湖月@伊万里、今週は毎日軒@佐賀市と、ものすげーマニアックなチョイスです。
つーか、そろそろネタギレで、ネット情報でごまかしているような気もする。

来週のエントリー店が楽しみである。

個人的には、佐賀県あたりを希望します。(笑)

で、佐賀市内は58店がエントリーされていますが既に7店が閉店しています。
そのお店は、

栄幸軒・くるめラーメン佐賀店・巧龍軒・たまちゃんラーメン・八戸ラーメン・茉莉花・まんま。

です。いいかげんメンテして欲しいなー。




再来軒

再来軒



畑瀬食品メモ

ひとなり_logさよなら 一休軒 本店にトラバ。

トラバ先の管理人さんは、今はなき一休軒本店のHPの製作者・管理人だったそうである。
一休軒本店についての噂を、最近方々から聞いた。
中国・チンタオに出店するのしないの、現店舗は閉めてしまうの閉めないのというもの。

今現在、チンタオには出店していないし、現店舗は営業中である。

この先どうなるんでしょうか?
一休軒というのは、佐賀ラーメンの総本山なわけで、気になります。

で、一休軒本店あるいは一休軒系のお店と歴史を共にしてきた畑瀬食品についてのエントリーです。
好評「メモシリーズ第3弾」である。(笑)


一休軒本店


一休軒本店 外観

一休軒本店 外観


一休軒本店とそこから暖簾わけしたお店に、麺を供給している畑瀬食品。
畑瀬食品の歴史は、傍目から見れば「一休軒」とともにあったと思える。

一休軒本店は佐嘉神社と松原神社のそばにある。
よって、その昔の最繁盛時の正月三が日は、初詣の客が大量に押し寄せ、毎日千杯を売っていたそうだ。
今はなき「たまちゃんラーメン」の大将(本店OB)は、「正月は見込みで麺あげしてたよ。20席しかないのに30人分を麺あげ釜にぶち込んだのが最高かな」とおっしゃっていました。

最近は出汁が薄くなって、往年の旨さがなくなったという評価が定着していますが、一昨日食べたらなかなかにおいしかった。

ところで、トラバ先の管理人さんが作られたHPは、今ではサーバー上から消えてしまっています。グーグルのキャツシュも残っていない模様。
唯一、wayback machineで、そのカケラが確認できます。
all aboutの ラーメン店・製麺所のホームページ集にいち早くリンクされたり、各種ラーメン関係の掲示板にPRカキコされるなどして、つい最近まではgoogleで「佐賀ラーメン」というキーワードで検索すると、トップに表示されてました。

なかなか優秀な管理人さんだったようです。


畑瀬食品のHP
通販もやっているんで、もちろんHPがある。工場の隣には、小売ショップ「ロン」も併設されています。

店舗に行くと、ラーメン10食で1050円となかなかにお得です。
チャーシュー付にすると、5食で同価格。
スープは、松原食品永楽製麺所のもののようです。

私のお気に入りは松原食品の「あごだし」です。豚骨は日頃食べ慣れているんで、自然とハードルが高くなるからかな・・・。



畑瀬食品 商品

畑瀬食品 商品


ちなみに、畑瀬食品の前身である畑瀬製麺所は、HP内では昭和22年創業と記載されていますが、佐賀商工名鑑の昭和40年版(昭和40年3月31日発行・佐賀商工会議所刊・P63)には、昭和24年創業とされています。
まっ、どっちでもかまわんが・・・。


畑瀬食品の麺供給店
私が知る範囲での、供給店は以下のとおり。

一休軒本店
一休軒さがラーメン
一休軒鍋島店
成竜軒
駅前ラーメン ビッグ・ワン
いちばん星
いちげん
ラーメンハウス
はなまる
九州ラーメン葉隠
西洋軒

一休軒系のお店が主のようです。一休軒系の系譜と実食記はこちら
一休軒本店から暖簾わけしたらしい、長崎の一休軒は畑瀬食品ではないようです。佐賀の飲み屋街の帝王「幸陽軒」も昔は畑瀬だったらしいですが、現在は違うようです。

余談ながら、京都にあった一休軒は閉店した模様。


畑瀬社長のインビュー
佐賀の情報サイト『eでしょ!SAGA』のインタビューに私がこよなく愛する、ジャズバー・ロンドマスターのインタビューがアップされていた。
と、このインタビューはリレー方式で、ロンドのマスターが指名したのは、畑瀬食品の社長さん。
という展開で社長さんのインタビューはこちら

曰く、「ある集まりに出席したときに『畑瀬食品の社長ってヒゲおやじだと思ってました!』といわれたことがあるんです(笑)。そういうイメージがあるんでしょうか、ちょっとショックでしたね。

ジェンダー・バイアスは現存するわけで・・・。

ラーメンを食う時は、いろんな意味でバイアスなしで楽しみたいものである。


シュガーロード フェスタ



シュガーロード フェスタ

シュガーロード フェスタ


先日2月19日に佐賀城本丸歴史館で行われたイベントに、畑瀬食品の社長さんが、パネラーとして出演するということで出かけてみました。
シューガーロードが何たるか、どういう意義があるのかというのは、メルマガ「村岡総本舗だより」が詳しい。

まっ、要するに「町おこし」なわけですが、社長さんは「ラーメンを通じた町づくり」について話されるということでしたが、行った時間が遅くて社長さんの持ち時間は終わっていて、聞けませんでした・・・。
残念至極。



シュガーロード フェスタ 会場風景

シュガーロード フェスタ 会場風景


実食



畑瀬食品「久留米とんこつ」

畑瀬食品「久留米とんこつ」


松原食品の「久留米とんこつ」を食べてみました。
うーん、悪くはない。カップより食う価値はある。

が、どうしてもカップなら許せても生めんをガスを使って作るとなると気になりだす点がある。
まずは、トロミを出すために使用されている、増粘剤(キタンサンガム)が過剰。
それに、旨み成分であるグルタミン酸も同様。さらには鰹節エキスまで入っているようで、「足し算」のし過ぎのような気がします。もっとシンプルに豚骨を感じさせて欲しいなー。

つーか、シンプルにしたら豚骨のインスタントスープの再現性が難しく、薄々になるのかしらん??


畑瀬食品・期待の新製品
どうやら近々に、新製品を発売するらしい。
ニュースソースが不確かなんで詳しいことは割愛しますが、是非実現して欲しい企画です。

乞うご期待!!

いちげんメモ

ラーメン・うどん・麺の食べ歩き - 2001麺夢中の旅@らーめん・ふぇちおさんの「いちげん」実食分のエントリーにトラバ。


全国のラーメンを食べ歩いていらっしゃる、らーめん・ふぇちおさんの「いちげん」の感想は、「佐賀の豚骨ラーメンというより、独自系の印象」とのこと。

うーん、「独自系」かぁ~。
似たようなコメントをどこぞで読んだような気がするが、思い出せない。
なわけで、探すついでに前回のエントリー「池田屋メモ」を踏襲して、「いちげんメモ」である。


いちげんHP
上記サイトのコンテンツ「ラーメン屋のとある一日」によれば、出汁を煮出す過程で、思ったよりも「豚骨の下処理」に神経を使っていないし、煮出す時間も長くない。
たおやかで力強いあのスープには、もっと手間がかかっていそうな先入観があるのだが・・・。

私の最近の実食
いやー、ほんとこの時は、死ぬほど旨かったっす。

いちげんの系譜
もちろん一休系なわけですが、「げんこつ」しか使わないのは、修行店「一休軒鍋島店」と「いちげん」のみのようです。

いちげんデータ・mobile版
携帯対応ページは実のところ、自身の忘備録としてなかなか役に立ちます。(笑)お気に入りのラ店の定休日や営業時間がなかなか覚えられない今日この頃。うーん、後天性の芋焼酎性大脳皮質軟弱化症候群であろう・・・。

いちげんとラーメンの達人達
「いちげん」にて、ラーメンの達人ご一行様と遭遇。
まさに未知との遭遇でしたワン。

大崎裕史氏の「いちげん」評価
曰く、「一休軒鍋島店出身らしいが「昔ながら」の部分と「今風」をいい具合に重ね合わせた感じでとんこつらーめんの傑作と言えよう」
うーん、探しものはコレでした。つーか、らーめん・ふぇちおさんが、「ラーメン評論家・大崎氏が食べたらしいので、訪問」とコメントされてました。(爆)

北島秀一氏の「いちげん」評価
11月6日分の日記を参照。
曰く、「実に適度な豚骨のパワーが感じられる。これは美味い。ツボのド真ん中だ」「佐賀のみならず九州全域で見ても優れた一軒だと思う」。

山本たけし氏の「いちげん」評価
曰く、「久留米ラーメンのスタイルに近いものがあるが、その味わいと完成度は佐賀のみならず、九州を代表できる味」。
リンク先は「Mapfun Web」のラーメン特集ページなのだが、表示されている地図の「いちげん」のすぐそばには「カササギ」の文字が・・・。あらためて田舎であることを痛感する。(爆)

小林孝充氏の「いちげん」評価
曰く、「・・・」。リンク先は、ブログで「いちげん」へのコメントはありません。
強いてあげればココか!?
実は超らーめんナビてれともばいるにコメントがアップされていますが、どちらも有料携帯サイトなんで割愛。(笑)

いちげんイメージ検索@Google
自分のデジカメ画像が結構ヒットしてます。(笑)
一番気に入ったのは、最終ページの鈴木保奈美の・・・・(ry。


うーん、今日は日曜日。いちげん食いにいくぞっ~。

池田屋メモ

なみログにトラバ。(なみさん、またもやお世話になります。)

池田屋が2月8日付けの佐賀新聞に紹介されていた。
佐賀新聞・長崎新聞合同企画の「県境を越えて」というシリーズの第2回の記事である。
企画の意図するところは、

歴史、文化、経済など各分野で密接なつながりを持つ佐賀と長崎。合同企画「県境を越えて」は両県の協力、交流、競い合いの現場を追う。

ということらしい。
つーか今回の記事は、北方の「井手ちゃんぽん」と「池田屋」に関しての記事なのだが、書いたのは長崎新聞の記者である。
こんなところにも、「佐賀人」のPR下手を垣間見たような・・・。


と疑問を残しつつ、せっかくなんで池田屋に関するメモでもアップしようかな。


池田屋HP
豚骨や鶏がらでない和風出汁のちゃんぽんは逸品。一番いい味を出しているのは、店主夫婦のキャラか!?

佐賀新聞・県境を越えて(連載第2回記事・20050208)
佐賀新聞の記事DBにアップされていますが、ログインには、佐賀新聞1面に記載されている、「IDとパスワード」が必要です。

池田屋を御用達とする漫画家「田中むねよし氏」のHP
佐賀市在住の田中氏の漫画には、たびたび池田屋が登場します。佐賀新聞に掲載されていた「池田屋」の写真で、嬉々としてカレーセットを受け取っていたのは、なんと田中氏でありました。で、池田屋の記事の翌9日の佐賀新聞には、田中氏が本業に絡み、またまた写真が掲載されていましたとさ。

古川佐賀県知事のラジオ番組で・・・
田中むねよし氏が出演した際には、「佐賀ちゃんぽんの味を受け継ぐ「池田屋」の名物奥さん、いまだ10代のピチピチハートを持つプリティおかみさん」(太字は知事のサイトから引用)も出演(!?)。

↑のようなつながりで、池田屋大将がラジオ出演。
出演の回は、「はなわのインタビュー」との豪華二本立てだったらしい。
「佐賀弁炸裂」の激レアトークを聞き逃した私は、激しく後悔しています。

私の最近の池田屋実食記
ちゃんぽん、カレーにとどまらず、「激流麺」「味噌ラーメン」も美味いんだな、コレガ。

池田屋データ・mobile版
店舗北には、数台の駐車スペースしかありませんが、店内に置いてある「池田屋ステッカー」を車のフロントガラス部分に表示しておけば、お隣の「漫画倉庫」に駐車できます。


あー、今すぐ池田屋食いたくなってきましたね~。(あなたも!?)